AMD Athlon 64 X2 デュアルコア

1ヶ月ほど前からデスクトップがなかなか起動できなくなってきていた。何度も電源を入れ直すとどうやら起動はできる。いつ立ち上がらなくなってもおかしくない状態。万一のことを考えて必要なデータは、Cドライブ以外に避難しているから、最悪でも何とかなる。しかし起動するためにパソコンの前に付き添って数分格闘するのは、なかなか面倒な作業である。何が原因か調べてみるとマザーボードコンデンサーが膨らんでいる。1つは上にかさぶたのようなものが付着。液漏れ?
一時期の○製のコンデンサーにこの現象が起こるらしいことがわかった。こうなると現象として起動不能に陥ったりするらしい。やはり経済的に修理するならマザーボードを買い換えるしかなさそうである。マザーボードを買い換えるとそれに伴って、メモリーの相性とか、ビデオボードの買い換えとか、付随する面倒が発生しそうである。いっそのこと新品を入手した方が時間もお金もロスがないかもしれない。駅裏のパソコンショップに調査しにいく。最低4万出さないと今程度のパソコンを入手できない。ちょっとスペックをあげようとすると6万は必要。結果その日の夜、年末迫った30日にオークションで落札してしまった。大晦日は家族で酒飲み会。1日は朝から二日酔いで最悪の頭痛。昼になっても頭痛はいつもの偏頭痛にかわって持続している。そのまま初詣にでかける。パソコンは1日夜に家に届く。早い!!オークションは対応が早いのが命かな。対応が遅い人だと、正月休みが終わってから発送になって休み中のメンテナンスなんてとてもできなかっただろう。履歴をみてスムーズな取引履歴のある人を選ぶ。ハードディスクにはXP Homeがインストールされているが、認証しなければ使えない。パーティションを切り直して、XP Proを改めてインストールする。ノートンを入れたり、ATOK、WZ、そのほか常時使用するアプリをインストール。環境設定したのなんて数年ぶりだから、インストールの癖とかこつとかすっかり忘れてしまっている。日本語表示のないキーボードを使用しているからATOKで日本語を起動させるキーの設定すらわからない。メールの中身も空っぽ。設定も忘れている。なんだかんだで、まる1日設定に費やす。
新しいパソコンは512MBのメモリーを積んでいたが、これまでのデスクトップの512MBメモリーをさしてみたらなんと認識してくれた。合計1GBのメモリーで稼働できた。これまで画像処理をするとそれでCPUは100%振り切ってしまい、ほかには何もできなくなってしまっていたが、DVDをみてもさすがCPUは25%程度、エンコードしても50%前後、メモリーも500MB使い切っていない。余裕で動いているので、ほかの作業が同時にできてしまう。うゎーっ凄すぎっていう感じ。さすがDual Core。カタログによれば、「AMD Athlon 64 X2 デュアルコア・プロセッサを使えば、性能を最高80%向上させることができます。複数のプログラムを使って作業やプレイをしても、スタックしたり待ち時間を費やしたりせずにすみます。デュアルコア・テクノロジが採用されているということは、2つのプロセッサを搭載しているのと同じで、2つのプロセッサが同時に働くため、1つだけの場合より処理が高速になります。」だって。
まあ今はこれが普通なのかもしれない。初めてマルチタスクの恩恵に与っている。
思わずリッピングしながらさらにAVIファイルもみれてしまうかも?など良からぬ想像が...。それでもリッピング時間が5分ほど延長されたが、余裕で動いている。う〜んパソコンってこんな使い方ができてしまうんだ。またまたパソコンとのつきあい方が変わってしまう。凄すぎる〜。