Magic Ben Mag1を購入しました

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Magic Ben Mag1を購入しました

.Windows機について
普段仕事ではWindowsパソコンを使っていますが、昔と違ってWindows自体に興味がなくあまりカスタマイズをしていないため設定に苦労しました。早速タッチパッドの使用でつまずきます。Macでは結構便利にトラックパッドを使用していますが、仕事のPCにはタッチパッドがついていますが、使ったのはほんの少しで、感度が悪いためなじめずにマウスを使用しています。Mag1はせっかくのモバイルパソコンなので、余計なマウスは使用したくはない。
.インストールしたアプリ
GoogleChrome
初めにGoogleChromeをインストールした。タッチパッドで右クリックの方法がわからないので調べるためにインストールが必要だ。なるほど二本指でタップをすればよい。
・WZEditor
Windowsで一番使いたいソフトがSXCとSXRというカレンダー形式のテキスト管理ソフトである。WZエディターをインストールしカレンダーの日付を右クリックすれば、その日付のテキストファイルができるという簡単なソフトだけれど、dosのころから愛用していて非常に便利に使わせてもらっている。好きなエディターで好きなディレクトリーにテキストファイルを保存できる。SXRは、年単位、月単位、日単位のテキストファイルを操作して、人生計画や過去を振り返ることができる優れたアプリだ。

.WZの設定
見てくれをよくするため、WZエディターの背景色をグレー、文字色をオレンジ色に設定している。カーソルは白色アンダーラインは赤にしている。こうすれば現在地を見失うことも少ない。文字を変換する際の背景色もグレーに近い色にしないと見ずらい表示となってしまうので注意が必要だ。IMEの注目文字と背景色も目立つものにしておくと目がそこへ誘導されて、変換効率が良くなるかもしれない。
WZの終了にエスケープキーを割り当てる。ESCキーを押すと保存していない場合は、保存するかを確認し、Noの場合は保存せず修了する。ツール→カスタマイズ→キーで設定する。

・SXC SXR
C:\Program Files(x86)にインストールしたらプログラムが動作しない。色々と悩んだ挙句、Mydocumentsに展開して普通に使えるようになった。確かパスの設定に空白があるとダメだったかも。
そもそもこのPCを購入した目的がポメラ的なテキストの作成が目的だったので、これさえ動けば取り合えず目的達成だ。

.各種設定事項
ファイルエクスプローラの表示が非常に使いにくい。デフォルトだと表示がコロコロと変わって使いにくくてしょうがない。拡張子を表示したり、クイックアクセス表示をなくしたり、親切な設定は不要だと思う。

プログラムのインストールをしようとしたらWindowにエラー表示が出てきたが文字化けしている。いわゆる豆腐文字というやつだ。何がエラーかわからない。Googleで調べると、地域の設定がアメリカになっていた。タイムゾーンも中国になっていた。まあ中国製なので当たり前といえばあたりまえだ。

日本語入力切替をCtrl+Spaceに変更した。
これで使い始めることができる。仕事用パソコンでは何故か誤打が多くミスの連発を起こす。それと比較してこの小さなパソコンでは誤打が少ないという不思議な現象が起きる。最近のパソコンは何故かタッチパッドが左に寄っている。Mag1は中央にある。それだけでも感覚的な違いがあるのかもしれない。打っていて気持ちがいいのだ。これは相性というものなのかもしれない。
Chrome設定
全画面表にしたい場合は、F11で全画面表示。トグルでオンオフできる。

.気になったこと
ちょっと気になるのが画面が息継ぎが起きて画面が不安定なことだ。
Windows アップデートをしても改善しない。気になって色々と試してみたが、らちが明かない。いっそ再インストールしてみようかと、SIMカードを抜いたら症状が出なくなった。これが原因のようである。さあどうしたもんか。仕様なのか不具合なのか?抜き差ししてみたところ少し改善されている。まあこれで様子を見てみよう。

購入前に気になっていた発熱は、WEBブラウジングや文書の作成程度ではほとんど問題ない。ゲームをしてCPU GPUに負荷をかける作業をしたら熱くなるのだろうが、まずそのようなことはしないので問題ない。
これも購入前に気になっていたがファンの音も気にならない。高負荷時にはわからない。

.好感度ポイント
最近のUMPCはPDパワーデリバリーに対応し、モバイルバッテリーでも充電ができるようだ。このPCに付属してきたACアダプターはUSBタイプCtoCで30Wのものだった。30Wを供給できるモバイルバッテリーを持ち歩けば電源の心配は不要となる。これは素晴らしい。

休止状態からの復帰も問題ない。GPDPocketは、休止からの復帰に失敗することが多く、一々シャットダウンしなければならず、結局使い物にならなかった。現在何の不安もなく使えている。普通に使えてしまうところがすごい。

.ThinkPad220の再来?
このパソコンを見て最初に思ったのが、ThinkPad220の再来だ。
ThinkPad220の仕様
 CPU:i386SL/16MHz
 メモリ:2MB(最大6MB)
 HDD:80MB
 液晶:7.7インチSTNモノクロ16階調(VGA)
 バッテリ駆動時間:単3アルカリ乾電池6本で約1.0~8.0時間
 サイズ:226×166×32mm
 重量:1.0kg(本体のみ、電池含まず)
 搭載OS:IBM DOS J5.0/V
 標準価格:248,000円(2432-SJ8)
 
Mag1の大きさが高さ207.2mm、横幅146.5mm、厚さ17.5mmだからThinkPadより一回りほど小さく厚さに至っては半分近いのにディスプレーは1インチ以上大きくなっている。黒くて小さいてかわいらしさが共通点であるかなと感じている。タッチパッドも悪くはないが、ドラッグして選択ってどうすればいいの?と戸惑うシーンも多い。ThinkPadのようにキーボード中央にポインティングデバイストラックポイントがあったら最高に使いやすいUMPCとなると思う。
.今後への期待
Magic BenはUMPC作成初にしてほぼ完成されたPCを投入してきた。おそらくこの間のUMPCを見て研究し、それぞれの不都合をかなり改善してきたのだろう。それだけにとどまらず、SIMカードの搭載は待っていたユーザーも多かったはず。これまで期待しては購入し使ってみてがっかりなガジェットがあまりにも多かった。買って使ってそれほどの不満を感じないPCは初めてである。ぜひ更なる研究を続けて使ってみて満足感のあるMag2の登場を期待してしまう。